mixhostとさくらのレンタルサーバをエンジニア視点で比較してみた

mixhostとさくらのレンタルサーバをエンジニア視点で比較してみた

2019-12-31

みなさんはサーバを選ぶ時はどんな基準で選んでますでしょうか?

自分のブログはmixhostで運用しているんですが、選ぶ時にさくらのレンタルサーバと比較して最終的にmixhostに決めました。
なぜさくらのレンタルサーバと比べたかというと、今まで主に使っていたレンタルサーバだからです。
そこで今回mixhostとさくらを比べてなぜmixhostにしたのか、実際mixhostで運用して良かったこと微妙なところを紹介してみようと思います。

まずはmixhostが微妙なところから。

微妙なところ

値段設定が高めで申し込みのハードルが高い

最低金額はスタンダードの3ヶ月で月¥1380。さくらはスタンダードで¥524からと比べると割高な印象で、まとめて契約しないといけないのが微妙です。その上よく見ると30日間返金保証で30日間無料ではありません。

高速と言っても、値段の割には早い程度の印象

もちろん契約しているプランや使っているテーマにもよるかもしれないですが、高速と言っても過度な期待は禁物です。さくらよりは早い印象ですが、スタンダードプランなどの安いプランは爆速というわけではありません。

仕事では同じくwordpress高速をうたってるマネージドサーバのamimotoを使ってますが、そちらの方が圧倒的に高速。もちろんあちらは月¥15000ほど払ってて、前提が全く違うんですが。 なので、さらに高速を求める場合はサーバーを増強するか工夫でどうにかしましょう。

以上の2点がmixhostの微妙なところです。次にmixhostの良いところ紹介します。

mixhostの良いところ

プランを切り替えるだけでサーバーが増強される

さくらの場合プランによって収容されてるサーバが違うので、プラン変更による単純な増強ができません。たとえば最初は安いプランに入っておいて、後からアクセスが増えたのでスペックを増強しようと思ってもプランの乗り換えとともにサーバ移転作業が必要になります。

mixhostの場合はプランを切り替えれば即時サーバーが増強されるようになっています。

参考記事

https://help.sakura.ad.jp/206076942/
https://help.mixhost.jp/hc/ja/articles/115003733911-ご契約プランの変更方法

管理画面のcPanelがグッド

さくらの安さと気軽さは捨てがたいんですが、いかんせん歴史の長いサービスで管理画面が昔のままなので、使いにくい印象がぬぐえません。それに比べてmixhostのcpanelは使いやすいです。両手放しで褒められるUIかと言うと微妙ですが、それでもさくらよりはマシです。

自動バックアップがデフォルトで設定されている

さくらも自動バックアップは設定できますがサービス契約直後はオンになっていません。もちろん簡単な作業でオンにできますが、mixhostはわざわざ設定しなくて良い親切設計です。自分は作業をミスしたときにこの機能に助けられました。こういう設定がデフォルトでオンになっているのは大事です。
こういうところが押さえられてると、他の機能もユーザーのことを考えて作られてるんだろうなと思えます。

参考記事

mixhost:自動バックアップからファイル/データベースの復元
さくらインターネット:【バックアップ&ステージング】バックアップ手順

値段が固定費

これはさくらも同じです。awsなどのクラウドは従量課金のため値段が読めません。それに比べてレンタルサーバはいくら使っても(あまり転送量をこえるとマズいですが)固定料金なので助かります。

速度チューニング済み

awsなどのクラウドは自分で速度チューニングをしないといけないので、面倒です。mixhostの場合すでにチューニング済みなので、サーバのことはmixhostに丸投げで使えます。自分が不得意なことはサービスに投げちゃうのが大事です。

値段据え置きでスペックを増強してくれる

mixhostは過去何度にも渡ってサーバスペックを増強しています。容量だけでなくCPU、転送量、ディスク性能まで。

参考記事

さくらインターネット、「さくらのレンタルサーバ」のディスク容量を増強
〜全プラン料金据え置きでディスク容量最大5倍に強化〜

まとめ

以上エンジニアの視点でさくらのレンタルサーバとmixhostを比較しましたが、mixhostの素晴らしさは伝わりましたでしょうか?

レンタルサーバ選びに悩んでる方はぜひmixhostを使ってみてください。

ブログやサイトの運用をするならあまりサーバ選びに時間をかけずに、良さそうだなと思うサーバで運用し始めてしまうのが大事です。始めてしまってつまずきながら学んでしまった方が早いからです。

運用は今日から始めちゃいましょう。let’s do it!